一般内科
- 食欲がない
- 元気がない
- お水をたくさん飲む
- 嘔吐、下痢をしている など
ワンちゃん・ネコちゃんがなんとなく元気がない、ごはんをあまり食べない、痩せてきた、下痢や嘔吐が続く、お水をたくさん飲む…など、普段と様子が違う場合はお早めにご相談ください。
飼い主様に問診を行い、動物たちに身体検査のほか、必要に応じて各種検査をご提案いたします。
病気が見つかれば、飼い主様とよく話し合って治療方法を決め、なるべく動物たちの負担の少ない治療を行います。
より専門的な医療が必要な場合は、提携している病院を速やかにご紹介します。
皮膚科
- 体をかゆがる
- 皮膚が赤い
- 脱毛がある など
近年、ワンちゃん・ネコちゃんを取り巻く住環境の変化や高齢化に伴い、皮膚病にかかる動物たちが増えてきました。
皮膚病は、外部寄生虫や膿皮症やマラセチア皮膚炎、アトピー性皮膚炎だけではなく内分泌疾患や腫瘍などさまざまな原因によって発症し、症状も多岐にわたります。
当院では、皮膚疾患の早期発見・早期治療に努め、完治がむずかしい皮膚病に対しては再発を防ぎ、薬を極力減らした治療や症状のコントロールを大切にしています。
その子に合った治療法を飼い主様と相談し選択していきます。
歯科
- 口のにおいが気になる
- 食べ方がおかしい、痛がる
- 歯についた歯石を取りたい など
ワンちゃん・ネコちゃんは虫歯になることは少ないですが、歯周病になることは多いといわれています。
3歳以上のワンちゃん・ネコちゃんのうち、約8割が歯周病にかかっているといわれています。
歯周病はお口だけでなく、全身にさまざまな病気をもたらしたり、悪化させることが知られています。動物たちのお口と身体の健康を守るために、日頃のデンタルケアが大切になります。お口がにおう、歯が汚いなど気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。スケーリング後の歯ブラシ指導も行います。
眼科
- 涙が多い
- 目やにが増えた
- 目が赤い
- 目を痛がる、かゆがる
- 黒目が白く濁ってきた など
ワンちゃん・ネコちゃんの眼科疾患は日常よく遭遇することが多く、原因も様々です。
単純な角膜の病気から目がみえなくなる白内障や緑内障、また全身疾患の最初の症状として目にでてくることもあります。
目の病気やケガなどは、悪化するのも早く早めに治療に取り組むことが必要です。
動物たちの目に関するお悩みや心配事がありましたら、早めにご相談ください。
循環器科
- あまり動かなくなった
- よく咳をする
- 呼吸が苦しそう
- 睡眠時間が増えた など
獣医学の進歩で犬や猫の寿命が延び、ワンちゃんの弁膜症やネコちゃんの心筋症などの心臓の病気が増加しております。
心臓の病気は、末期になるまではっきりとした症状が見られないことが多いため、発見が遅れてしまう可能性があります。
また、症状がない場合も、聴診することにより心臓病がみつかることがあります。
当院ではレントゲン検査や超音波検査による早期診断に力をいれております。
早期診断と定期的な検査により、心臓病の進行を遅らせることも可能です。
散歩に行っても走らなくなった、体力が落ちたような気がする、など気になることがあればお気軽にご相談ください。
腫瘍科
- できものができた
- 腫瘍がある
- がんの治療 など
近年、ワンちゃんやネコちゃんの生活環境や食生活の変化により、がんによる死亡率が上がっています。人間同様、早期発見・早期治療が求められています。
当院では、レントゲンや超音波などの画像検査や、腫瘍に直接針をさす細胞診検査などを行い診断していきます。がんの治療は外科的摘出・化学療法・放射線療法が三大治療といわれており、腫瘍によって治療法が異なりますので、飼い主様と相談しながら最適な治療法を選択していきます。
当院の院長は腫瘍認定医のため、腫瘍内科を得意としております。なんでもご相談ください。
消化器科
- 普段に比べて食が細い、食べ過ぎる
- いつもより便がゆるい
- 嘔吐する など
食事量の急な変化や、下痢や便秘、嘔吐などは消化器系の病気が疑われます。下痢や嘔吐は、お薬ですぐ治る単純なものから慢性炎症や腫瘍など確定診断までに時間がかかる複雑な病気もあります。
当院では、糞便検査や触診、血液検査、超音波検査、レントゲン検査、食事内容のチェックなどを行って原因を突き止め、適切な治療を行います。また、ワンちゃん・ネコちゃんたちが毎日きちんと食事が摂れて健康的に過ごせるようにサポートいたします。
ご来院の際には、下痢便や嘔吐物などをビニール袋に入れてお持ちいただくか、撮影した画像をお見せいただけると、診断の参考になります。
腎泌尿器科
- おしっこの量が増えた、減った
- おしっこの臭いが変わった
- おしっこに行く回数が増えた
- お水をたくさん飲む など
ワンちゃん・ネコちゃんのおしっこの色や回数、量、臭いに変化が見られる場合、泌尿器の病気である可能性があります。
ワンちゃんやネコちゃんの中には結石ができやすい子がいます。結石でつまってしまいおしっこが2日間出ないと命にかかわります。またネコちゃんの場合、ストレスで膀胱炎を発症する場合があります。高齢になってくると腎臓病がふえてきます。
早期発見することにより病気の進行を遅らせることができますので、ワンちゃん・ネコちゃんたちのお水を飲む量やおしっこの様子も気にかけてあげましょう。
少しでも普段と様子が違うようであれば、早めに受診しましょう。
予防接種
- 犬、猫の混合ワクチン接種
- 狂犬病予防接種 など
ワンちゃん・ネコちゃんの伝染病は予防接種で防ぐことができます。
伝染病にかかってしまうと診断がつきにくく、気づかないうちに病気が進行してしまいます。防げる病気は予防接種を活用してワンちゃん・ネコちゃんの健康と命を守ってあげましょう。
当院では、フィラリア、狂犬病、混合ワクチンなどの各種予防接種を行っています。これらの予防接種は定期的に受けることが大切です。またワクチンが心配な方には抗体検査もおこなっております。
定期検診
- 動物の健康を守りたい
- 病気を早期発見したい
- シニアになったので身体が心配 など
言葉を話さないワンちゃん・ネコちゃんは、病気の発見が遅くなりがちです。動物病院での定期的な健康診断は、病気の早期発見につながります。
また、定期的に健康診断をすることで、ちょっとした異変にも気づきやすくなります。病気は進行してしまう前に早期発見できれば、適切な治療で重篤化を防ぎ、QOLの維持にも役立ちます。
年1~2回の定期的な健康診断をおすすめします。
栄養指導
- 食事から健康づくりをしたい
- 体重管理をしたい
- 最近あまり食べない など
食べることは適切な栄養を摂取することであり、丈夫な身体をつくり、健康を維持するために欠かせません。
当院では、人間と動物の食の違いを飼い主様にご説明して、体重管理やおやつの与え方などの食餌指導や食物アレルギー対策を行っております。
大切な家族の一員であるワンちゃん・ネコちゃんに合った食餌・栄養をアドバイスします。
避妊・去勢手術
- 望まない出産を防ぎたい
- できる限り病気は予防しておきたい
- 問題行動を予防・改善したい など
ワンちゃん・ネコちゃんの避妊・去勢手術は、予定外の出産から守ることはもちろん、生殖器の病気の将来の発症リスクを抑える効果もあります。
また、マーキングやマウンティングなど問題行動の解消も期待できます。
手術はワンちゃん・ネコちゃんとも、生後6ヶ月~1歳までに行うことをおすすめしています。
手術に関して不安や疑問があれば、何でもご相談ください。
フィラリア・ノミ・ダニ予防
- フィラリア症を予防したい
- ノミ・ダニを防ぎたい
- 野原をよく散歩する など
フィラリア症は、蚊が媒介する感染症です。ワンちゃん・ネコちゃんが蚊に刺されて寄生虫に感染すると、やがて血管が詰まったり、お腹に水がたまったり、咳がでるなど重篤な症状が現れ、命に関わることもあります。
適切な時期にフィラリア予防薬を投与するだけでしっかり予防できる病気です。忘れずに、毎年予防しましょう。
また、ノミ・ダニはかゆみや皮膚の病気だけでなく、貧血や感染症といった時に命を脅かす病気を引き起こすことがあります。また、ダニに刺されたワンちゃんやネコちゃんから人に感染する病気もあります。ノミやダニは草むらに潜んでいるので、野原によく遊びに行くワンちゃん・ネコちゃんは定期的にノミ・ダニの駆除を行いましょう。
動物行動学
- よく吠える
- トイレのしつけがうまくいかない
- しつけ方や接し方がよく分からない
など、ワンちゃんやネコちゃんとの快適な生活にお困りのケースから
- 攻撃行動
- 自傷行動
- お留守番や雷などに対する不安行動
など、獣医学的な治療が必要なケースまで
飼い主様が、ワンちゃんやネコちゃんたちと共に快適で幸せな暮らしをしていくためには、その習性と欲求を理解し、人間社会で上手く生きていけるように整えてあげることが必要です。
当院では、動物行動学の専門医が、動物たちの習性に加えて、それぞれの性格および生活背景を踏まえて、オンラインでのアドバイスを行うことが可能です。多くの情報の中から、ご家族に最も適した方法をお伝えいたします。お困りの際には、是非ご相談ください。